カジュアル&フォーマルな表現の使い分けで、あなたも困ったり迷ったりした事はありませんか? 前回に引き続き、レストランやショップで使えるカジュアル&フォーマルな表現の使い分けを学んでいきます。

まずは上の図をご覧ください。ここでは状況に応じて、会話が想定される場面をFormal⇔CasualそしてStrong Direct(直接的に言う)⇔Gentle(遠回しに言う)の4つに分類しました。
これを頭に入れながら覚えるとことで、実際の場面でもフレーズが頭にパッと浮かび、相手に失礼のない会話が出来るようになります。
今日はこの表の②日常の英会話で、フォーマルで丁寧、かつ遠回しに伝えたい場合の表現を学んでいきます。
日常の英会話で、フォーマルで丁寧、かつ遠回しに伝えたい場合
今日のシチュエーションは、「こんなメニューありますか?」とか「こんなものありますか?」と聞くときの表現です。 普通にDo you have~? (~はありますか?)は多くの場面で使われます。
「こういう食べ物を探しているんだけどありますか?」と聞く表現
直接聞く表現をもう少しフォーマルで、ジェントルな感じ(会話や相談をしたいときの表現)にしたい場合は、
「こういう食べ物を探しているんだけどありますか?」と聞くと少し柔らかく感じますよね。
↓
I’m looking for vegan meals. Do you have any? (私はヴィーガン向けの料理を探しています。何かありますか?)
↓
I’m looking for vegan food or something like that, right? (私はヴィーガン向けの料理か、そのような料理を探しています)
特にベジタリアンとかヴィーガンは、その料理がなければ食べるものがなくなってしまうので、この質問はレストランに入る前に聞くといいですね。
限定メニューについて聞く表現
期間限定品、1日限定何食など、残っているかどうかわからないような時、注文できるか確認したいときの表現は still on the menu? (まだメニューにありますか?) を使います。
もちろん、直接聞く方法もあります。
Do you still have escargot? (まだエスカルゴはありますか?)
Can I still order the escargot? (なだエスカルゴを注文することはできますか?)
直接も聞けますが、もっとフォーマルで丁寧にしたいときは、
Are the escargot still on the menu?(エスカルゴはまだメニューにありますか?)
を使うと、より上品な表現になります。
番外編
最上級に丁寧ですね。お客さんと店員が対等な関係になります。
とても雰囲気の良いお店などで使いたい表現ですね。
結婚の挨拶に行ってお茶を出していただいた時などにも使えます。
番外編でしたが、もっと丁寧な表現が使いたい時は、ぜひ覚えてみてください。
まとめ
今回ご紹介した日常で使える英会話は、レストランやショップで会話をしたいときに使える表現でした。 ぜひいつもの表現にプラスして、会話を楽しんでみてください。
■フォーマルで遠回しに聞く表現
・I’m looking for vegan meals. Do you have any? (私はヴィーガン向けの料理を探しています。何かありますか?)
・I’m looking for vegan food or something like that, right? (私はヴィーガン向けの料理か、そのような料理を探しています) ↓
・still on the menu? (まだメニューにありますか?)
・Are the escargot still on the menu? (エスカルゴはまだメニューにありますか?)