TOEICの勉強法の中で特に初心者の方がつまずきやすいのが、パート5・6の文法です。
勉強時間も試験時間も限られた中で、いかにポイントを押さえた解き方を出来るかが高得点へのカギを握ります!
今日はTOEICの英文法でスコアをしっかり取る為に押さえるべき、たった4つのポイントについてお話しします。
英文法となるとパニックになるが人いっぱいいます。
英文法が苦手ですと言って高校の単語・グラマーの本を引っ張り出す人が一杯いますが、TOEICの英文法はそれではありません。
対策が違います。
そこで対策に必要なポイントを4つにまとめましたので、お話しします。
TOEIC文法の勉強法 ①とにかく時間
まずポイントの1つ目は時間です。
時間・時間・時間・時間、とにかく時間ですね。
TOEICのリーディングは、リスニングまででクタクタになった後にリーディングです。
全部で75分ですが、パート5とパート6合わせて18分で解いて下さい。
パート5が10分、だから一問平均20秒位。
パート6が8分、合わせて18分。
残りの57分をパート7にあてると、パート7にしっかり時間を割けて、ちゃんと解けるのでスコアが上がるんです。
だからパート5、パート6は、絶対に時間を計りながら解かないといけません。
ですから普段の勉強でもTOEICのパート5は解きながら、スマホなどのストップウォッチで時間を計ります。
20秒で解けたかなとか。
最初の方は簡単なので、本当に5秒から10秒ぐらいで解くトレーニングを毎日するのが大事です。
まずこれがポイントの一点目です。
TOEIC文法の勉強法 ②法則を探すより覚える
2つ目は、法則を探すよりも覚えてしまいましょう。
TOEICを何年も受けたり、何回も問題集解いていると、とてつもなくデジャヴ感があります。
この問題昔何回も見たみたいな感じです。
TOEICパート5、パート6の問題は結構似たようものが、いっぱい出ているんです。
ですから、高校のグラマーの本とか引っ張り出して、もう一回ゼロから文法を学ばなければみたいな人がいますが、そんな必要は全然ありません。
出てきた問題が解けなかったら、解説を読んで覚える事を繰り返すだけでも、十分スコアは取れます。
逆に言うとパート5、パート6は当日読んで考えても解けません。
だから、できなかったら諦める。
で、出来る為にも覚えることが大事だと思います。これがポイント2つ目でした。
TOEIC文法の勉強法 ③品詞を見分ける力を付ける
ポイントの3つ目、品詞を見分ける力をつけましょう。
英語は単語のお尻が品詞によって決まっています。
例えば形容詞different(違う)ですが、最後がentは形容詞です。
名詞のkindness(優しさ)ですが、最後がnessは名詞です。
副詞は簡単で、-lyとついたら、ほとんど副詞です。
そんな感じで名詞・形容詞・動詞・副詞は単語の最後の部分で、何の品詞か分かかります。
ですからそのトレーニングさえすれば、品詞が分かるようになります。
これがすごく大事なんです。
ポイント2で法則を覚えましょうと話しました。
そしてただやみくもに覚えるよりも、品詞がきちんと分かかるようになれば、ここは形容詞や副詞に挟まれているとか、ここは何だなとかが、分かるようになります。
品詞を瞬時に見分けるのはとても大事です。
ここで説明するとすごく長くなりますから、品詞を見分ける為の、末尾の規則性はLINE@でお話します。
LINE@に登録しておいて下さい。
どこかで必ずご紹介します。
TOEIC文法の勉強法 ④順番を覚える
文法バッチリの為のポイント4つ目は順番を覚えることです。
順番は決まっていて
①【副詞・形容詞・名詞】
②【副詞・動詞】です。
TOEICの問題を解いていると、空白があいていますよね。
副詞と名詞があり、その間に空白があいているような問題です。
順番が【副詞・形容詞・名詞】なので、【副詞】【空白】【名詞】であれば、空白は形容詞という感じで分かります。
同じ意味なのに、形の違う単語が並んでいて、形容詞を選べば正解だとかです。
これは順番を覚えてさえいれば、1秒とか2秒で解けます。
ですから順番を覚える事がすごく大事です。
もう1つが、【副詞・動詞】の順番ですね。
この2つはパターンです。
【副詞・形容詞・名詞】と【副詞・動詞】、この2つの順番のパターンを覚えておくと、問題を解くのが早くなります。
是非覚えて下さい。
という事で英文法、特にパート5とパート6をしっかり解く為には、この4つのポイントを押さえると簡単に点数上がります。
是非頑張って下さい。
そしてこのパート5とパート6を頑張るのはとにかくパート7に時間をしっかり割く為です。
普段から見切りをつける力もぜひ養って下さい。
20秒計って無理だったら、諦めるトレーニングもしておかないと、次の問題を解いていても、ずるずる引きずられて行きます。
諦める諦める、忘れる忘れる、という練習も是非して下さい。
スピードスケートの選手みたいに20秒を体で覚えると良いです。
ボーッとしていて、あ、今20秒経ったって分かるように、暇な時にトレーニングしておきます。
そうすると時計を見なくてもちゃんと時間配分をして、受験出来ます。
私はこのトレーニングを物凄くしていました。
それで一度、TOEICの試験会場に余裕で行ったら時計を忘れてたんです。
でもTOEICって大体大学でやるので、時計があるからいいかと思ったら、その会場に時計が無かったんです。
これはもう終わった!と思って解きました。
けれどもパート7を解き終え、鉛筆を置いたら、終了ですと言われたんです。
やはり普段からトレーニングしておいて良かったとすごく思いました。
ですからパート5、6は特にですが、7も含めて問題集を解く時は、必ず携帯のストップウォッチとかで時間を計ってやってみて下さい。
まとめ
TOEICの勉強法は情報が多すぎて、初心者の方はとにかく迷いがちです。
特に文法は苦手意識がある人ほど、高校での内容をやり直そうとしたり、かえって回り道をしかねません。
TOEIC高得点奪取にはそんな必要はありません!押さえるべきは次の4つです。
【ポイント①】
とにかく時間を意識します。
スマホのストップウォッチなどを活用し普段の勉強の時から時間の感覚を身に付けます。
パート5を10分、パート6を8分、合計18分で解き終えるのが目安です。
【ポイント②】
出題の法則は探さず覚え込みます。
なぜならTOEICパート5・6は似たような問題が多いのです。
だから勉強をしていて問題が解けなかったら、解説を読んで覚える事を繰り返すだけでも、十分スコアは取れます。
【ポイント③】
品詞を見分ける力をつけましょう。
多くの単語は末尾に何が来るかで品詞が見分けれられます。
例えばdifferentは最後がentなので形容詞、kindnessは最後がnessなので名詞などです。
末尾の規則性はLINE@でもご紹介しますので、登録して下さいね。
【ポイント④】
英語の語順を覚えましょう。
順番は決まっていて
①【副詞・形容詞・名詞】
②【副詞・動詞】です。
空欄補充の問題がすぐに解けるようになりますよ。
以上です!
また、TOEICの文法に役立つフレーズが満載です。こちらもチェックしてくださいね!
TOEIC Part5フレーズ集
TOEIC Part6フレーズ集
また、新たな勉強意欲が持ててきています。ありがとうございます。パート5,6時間を計り練習していきたいと思います。