この間ですねYLSメンバーとTreyと雑談していて映画の話になったんですよ。
嫌な予感しました。
で、案の定何言ってるかわからない感じになりました。
なぜかというと、映画のタイトルって
あっちとこっちで違うからです!
日本に入ってくる時に我々に馴染みやすいように
映画会社が邦題をつけて配給するのが原因ですね。
なので、有名なやつはある程度覚えておかないと
Nativeとの映画談義ができません。
これはネタりょくの観点からすると
かなりの機会損失です!!!!!!!!
なので、最低限のところをおさえましたので
こちらを見ておいてくださいー。
【アニメ編】
1.(日)「モンスターホテル」(原)「Hotel Transylvania」
世界中で大ヒットして、続編までできたこの作品。
トランシルベニアが発音しんどい感じで、こうなったと思われます。
トランシルベニアはドラキュラ伝説の残る実在の地名なので、
それを知らないとこの映画を題名から理解するのが難しいですよね。
【SONY PICTURES/http://www.sonypictures.com/movies/hoteltransylvania/】
2.(日)「レミーのおいしいレストラン」(原)「Ratatouille」
これは全然違うどころかフランス語で、日本人にはしんどいですね。
Ratatouilleはラタトゥイユで、フランス南部プロヴァンス地方、ニースの野菜の煮込み料理です。
Ratatouilleの最初の3文字がrat(ネズミ)なので、
この題名なのかなーと言われています。
【Disney STORE/https://www.disneystore.com/animation-movies-entertainment-ratatouille-dvd/mp/1312621/1000316/】
3.(日)「魔法にかけられて」(原)「Enchanted」
この映画はディズニー実写版でひっさし振りに大ヒットした作品。
enchantedは「魅了される」という意味があるので、
そんなに全然違う!という感じではなくていいかなと思います。
ただ、enchantedを覚えておかないと、Nativeと話はできないですよね。
【Disney STORE/https://www.disneystore.com/family-movies-entertainment-enchanted-bluray-dvd-combo-pack/mp/1313101/1013403/】
4.(日)「アナと雪の女王」(原)「Frozen」
Frozen・・・・いや確かに凍っちゃうけどシンプルな題名ですな。
ただ、日本語の題では「アナ雪」といういい感じの省略語が出たので
マーケ的には万々歳だったはずですね。
「Disney STORE https://www.disneystore.com/animation-movies-entertainment-frozen-dvd/mp/1353755/1000316/」
5.(日)「カールじいさんの空飛ぶ家」(原)「Up」
この映画大好きだし、「じいさん」というのがしっくり来る
カールおじいさんの頑固っぷり、奥さんへの愛情が涙をそそります。
個人的には邦題の方がいいですね。
【DISNEY STORE/https://www.disneystore.com/animation-movies-entertainment-up-3disc-set/mp/1313461/1000316/】
6.(日)「塔の上のラプンツェル」 (原)「Tangled」
この映画はディズニー作品として50番目ということで気合い入った作品です。
tangledは「絡まった」という意味があるので、
ラプンツェルの絡まりそうな長い髪と、彼女の不思議に絡まった人生をかけてるんでしょうね。
映像は可愛くて好きなんですが、個人的にはちょっとドタバタがひつこくて2度観ようとは思いませんでした。
【DISNEY STORE/https://www.disneystore.com/animation-movies-entertainment-tangled-dvd/mp/1313487/1000316/】
7.「メリダとおそろしの森」「Brave」
この映画は個人的には見ていて寝ました笑。お姫様がわがまますぎて・・・。
braveは「勇敢な」という意味があるので、この勝気なお嬢さんにぴったりです。
【DISNEY STORE/https://www.disneystore.com/animation-movies-entertainment-brave-dvd/mp/1323115/1000316/】
8.「千と千尋の神隠し」「Spirited Away」
日本が誇るジブリの作品ですが、Nativeはこの映画よく知ってます。
spirited awayは「神隠し」という意味だそうで、私はこの映画の題名で初めて知りました。
せっかくの誇るべき日本のアニメ作品なのに、英語の題名を知らないと会話になりません。
ただ個人的には「千と千尋の・・」の部分も英語にして欲しかった・・・。
【DISNEY STORE/https://www.disneystore.com/animation-movies-entertainment-spirited-away-dvd/mp/1313293/1000316/】
【ラブコメ】
9.「そんな彼なら捨てちゃえば?」「He’s Just Not That into You」
この題名いいですよねー笑。女友達の間で流行語になりました。
He’s Just Not That into Youは「彼はあなたにそんな興味ないのよ」
という意味なので、ちょっと邦題とニュアンスが違いますね。
でも確かに・・・「彼はあなたにそんな興味ないのよ」って言われたら
なんかこの映画を見る気にならないし、ナイスな邦題な気がします。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt1001508/】
10.「ラブ・アゲイン」「Crazy, Stupid, Love.」
この映画、日本ではあまり話題にならなかった気がします。
しかし主演のスティーヴ・カレルはアメリカではスーパースターなので
彼の作品はおさえておくといいと思います。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt1570728/mediaviewer/rm3494755840】
11.「めぐり逢えたら」「Sleepless in Seattle」
この映画世界中で大ヒットしましたよね!トム・ハンクスとメグ・ライアンの出世作。
それにしても全然違いますねー。「シアトルで眠れない」って方が私は好きですね。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0108160/mediaviewer/rm2624249344】
12.「恋のから騒ぎ」「10 things I hate about you」
この映画も、日本ではあまり話題にならなかった気がします。
シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」がベースの作品ですが
当時日本で流行ってたバラエティ番組を連想させている気がします。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0147800/mediaviewer/rm953815296】
13.「恋人たちの予感」「When Harry Met Sally」
この出演俳優たちはどこに行っちゃったの?という感じですが
when Harry met Sally…恋人になる予感がしたんでしょうね。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0098635/mediaviewer/rm1579924224】
14.「恋愛だけじゃダメかしら?」「What to Expect When You’re Expecting」
この映画も日本ではあまり売れませんでしたが、
題がいい感じなので是非。
“to expect” は「期待する」とか「予想する」という意味が一般的ですが、
現在進行形 “be expecting” にすると「妊娠している」という意味にもなります。
なのでタイトルの意味は「妊娠中に予期すべきこと」。
妊娠すると女性に起こる色々なことを
面白く表現したなかなかいい映画ですねー。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt1586265/?ref_=fn_al_tt_1】
15.「ラブダイアリーズ」「DEFINITELY MAYBE」
これも日本ではあまり有名になっていませんが
いい題名なので是非。
“definitely(もちろん!・絶対に!), maybe(多分)”って感じで
主人公の20-30代の揺れる心を表現しているいい題名です。
邦題は・・・その良さを殺した気がしますね。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0832266/mediaviewer/rm2142670848】
16.「噂のアゲメンに恋をした」「GOOD LUCK CHUCK」
こちらは参照にまで。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0452625/?ref_=fn_al_tt_1】
17.「メリーに首ったけ」「There’s something About Marry」
これは全然違いますよね。
キャメロンディアスの代表作なので覚えておきたいのですが
それだけでなく
There’s something About Marry =「メリーに関する素晴らしいことがある」
で英語の表現としても覚えて応用できるといいですね!
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0129387/mediaviewer/rm1565710592】
18.「きみによむ物語」「The Notebook」
これはニコラス・スパークスの代表作で
小説も映画も世界中で大ヒットしたおばけ作品です。
なぜNotebookなのか?映画を見ればすぐにわかりますし、
邦題の「きみに読む物語」もとてもいい題名だとわかっていただけると思います。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0332280/?ref_=fn_al_tt_1】
【その他】
19.「博士の異常な愛情」「Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb」
こちらは参考にまで。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0057012/?ref_=fn_al_tt_1】
20.「天使にラブソングを」「SISTER ACT」
この映画、日本でもめっちゃヒットしましたよね。
子供の頃、一生懸命口パクして覚えました。
sisterは「シスター、尼僧」ですね。actは「出し物」という意味で
この場合ゴスペルなわけです。題名でいい感じに英語が覚えられますねー。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0105417/mediaviewer/rm586128384】
21.「あの頃のペニーレインと」「Almost Famous」
映画史に残る(と言われている)名作。
バンドが有名になっていくのと、青少年の成長を重ねたいい映画です。
Almost Famous=ほとんど有名、というのがずしーんとくるいい題名です。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0181875/mediaviewer/rm1955203584】
22.「ミニミニ大作戦」「The Italian Job」
シャーリーズ・セロンの出世作。なかなか面白い作品ですが
全然題名が違うのがウケます。
Italian jobはもともと仕事をしないイタリア人を皮肉った表現。
と言っても日本人にはなじまないので、ミニミニ大作戦なんでしょうね。
ちなみにこの作品は1960年代の同名映画のリメークです。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0317740/mediaviewer/rm2803177216】
23.「お熱いのがお好き」「Some Like it Hot」
これも全然違いますね。この時代、英語って全然浸透してなかったので
邦題が結構めちゃくちゃなレベルで付けられてたんですよね!
some like it hotは「それ(it)がhotなのが好きな人もいるよねー」
というのが直訳なので、言うなら「好みは人それぞれ」というところでしょうか。
そういう題名の映画に、世界中が熱狂したマリリンが出ているのが面白いんだと思います!
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0053291/mediaviewer/rm796661504】
23.「バイオハザード」「Resident Evil」
番外編です。
トレイとシューティングに行った際に判明しました。
【IMDb/http://www.imdb.com/title/tt0120804/mediaviewer/rm985505536】
いや~これは40年前に私のマイブームでしたね。
英語が何と無く喋れる、聞ける様になった小6~中1くらいに、映画と洋楽が大好きな子供の私は気づいたのですよ。。だって、友達になったアメリカ人と話が噛み合わないんだもん。
で片っ端から原題調べて、ニヤニヤしていました。今と違いですね、検索で簡単に、とは行かず、図書館でスクリーンやrockingonのバックナンバーで調べたり、マニアな年鑑調べたり。
楽しかったな。。
このあとに発音のマイブームが来た、確か。
いや~これは40年前に私のマイブームでしたね。
英語が何と無く喋れる、聞ける様になった小6~中1くらいに、映画と洋楽が大好きな子供の私は気づいたのですよ。。だって、友達になったアメリカ人と話が噛み合わないんだもん。
で片っ端から原題調べて、ニヤニヤしていました。今と違いですね、検索で簡単に、とは行かず、図書館でスクリーンやrockingonのバックナンバーで調べたり、マニアな年鑑調べたり。
楽しかったな。。
ちなみにインサイド・ヘッドでは、子供がピーマンヤダと言っている場面があるのですが、inside out ではブロッコリーになっています。国によって子供の苦手な食べ物まで変わってくるなんて面白いです。
ピクサーのインサイド・ヘッド、雰囲気は似てるけど原題はInside out。作品のメッセージが題名に入ってるのに邦題だとかなりメッセージ性がきえちゃうみたいですね。これからは原題チェックをしてから見ます。
The notebook is my favorite movie.
A walk to remember これも、泣きました。ニコラススパークス泣けます。
この件は長いこと、意識してきたのですが周りに同じように考える(気にする)人もおらず、自分一人で楽しんできた様な感じです。USに限らずいろんな国で、原題と日本語タイトルにギャップがあるものがあるので、意識してみるとオモロいですよ。
印象に残っているものといえば、当時日本でも人気のあったヴィンセント・ギャロの出ていた「ガーゴイル」という映画です。人間の中に紛れ込んだ悪魔が人間を食べる、と言ったおどろおどろしい内容なので、余りヒットしなかった様ですが、原題は Trouble every day で、毎日がトラブル ってこれじゃあドタバタコメディ映画やろ、ってツッコんだのを覚えています。
本当にこの原題問題は面白いやら困るやらです。でも、こちらの記事を拝見して、簡潔な原題がnativeに想起させるイメージを調べるきっかけには、すごく良いなと思いました。「あの頃ペニーレインと」も何度もスカパーで見ましたが、’Almost Famous’でしたか・・・。名のあるYouTuberのご本人近くで、almost an actorと言ったのまずかったかな?とか(笑)
わたしが何度かみた「とらわれて夏」は’Lavor day’でした。「8月の鯨」は’The Whales of August’。調べてもさっぱり印象に残らない原題も多いのですが、「おー、夏の終わりの象徴・新学期が始まる直前のlabor dayに、何がおこっちゃうんだ⁉」と瞬間思えるよう励みたいです。
ネイティヴと会話するというアンテナを張らないと、映画や海外ドラマのタイトルに注目することもありませんよね。
こうして紹介頂いたものを含めて、今後はしっかりアンテナを立てていきたいと思います。
確かにItalianは休暇が長いので、働かないようですね。
題名のつけ方にもウイットがあふれています。
日本の題名は、ちょっと意味が分かりません・・・。
確かにItalianは休暇が長いので、働かないようですね。
題名の漬け方にもウイットがあふれています。
日本の題名は、ちょっと意味が分かりません・・・。
ビデオを買うたびに題名が違うので\(◎o◎)/!します。
アローと少年は、いい恐竜だったし、まるで違いました。
日本の題名はロマンチックです。
The notebookはいい映画でしたね。
日本語のタイトルもやや近めですが、帳面という題名では
だれも見ないでしょうし、ノートブックでもちょっと・・・。
映画のポスター見ているだけでも気持ちがはれます。しかも、ネイティヴとのネタもバッチリ!一粒で三度美味しい投稿ですね^_^
さすがです。面白い!
ベイマックスは原題も同じかと思いきや、BIG HERO6 で 全然違いますね。
観に行きたい映画、ハドソン川の奇跡も調べてみたら sully (泥をぬる)でした。
原題を知ってから観ると、見方が変わってくるかもしれないですね。
原題と邦題と違う事で、伝わらないというのは、盲点でした。映画を観る時に原題と邦題を見比べる事で、邦題のセンスやネーミングの苦労を感じたり、もっと作品や文化の違いを理解する事が出来ますね!
正に調べようと思っていたリアルタイムな情報をありがとうございます。飛行機の中で映画を見ようとすると、たまにタイトルだけ原題のままだったりすることがあり、見たい映画をすぐに見つけられないことがあったりします。これからは原題も合わせてチェックしたいと思います。
一番近い記憶の映画の題名びっくりネタは、やはりゼログラビティの原題がグラビティだと知った時です。
邦題を必死に英訳しても、これだと伝わらないということがよく理解できました。ネタりょく大切です。メルマガにもありましたが、アメリカの方は映画に詳しい印象です。爆発的ブームになった、タイタニックは原題もTitanicでしたね。あの時はレオも映画も戸田奈津子さんも好きだったので中学生ながら、BSでアカデミー賞をみていました。あの時、原題と邦題が変わっていたら「違う」という事に気がつけたでしょうか。。。夢に溢れていた中学生時代の自分に恥じないように、今頑張りたいと思います。
洋画の原題ってあまり意識したことが無かったですが、コウシテミルと面白いですね。
いつかテレビで、翻訳家の戸田奈津子さんが、最近の映画は原題をカタカナにしただけでつまらないというようなことを言っていました。有名な『風とともに去りぬ』gone with the wind
行ってしまったというという感じを、去りぬのぬ一文字でうまく表していて感心します。
限られた文字数の中で、英語での意味を損なわぬよう日本語に変えるためには、翻訳家は普段から日本語の本などを沢山読んで日本語力を高めておく必要があるとのことでした。
なるほどな~と思いました。単純に英語ができるだけではだめなんですね。
横山先生、いつもお世話になっています。今回も有益な情報をまとめて紹介していただき、ありがとうございます。Tangledは日本語タイトルの方が遥かに良い、と、海外の友人に感心されたことがあります。私が「これ、原題とちょっと違うじゃん」と思うのは「ショーシャンクの空」です。原題は”The Shawshank Redemption”でした。