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貧困化する日本で今できる対策とは?貧困層に落ちる人の10の特徴と対処法【その4】

貧困化を取り巻く問題が深刻なのは、貧困がいわば遺伝する傾向を持つからです。
貧困の悪循環における定義では、貧しい家族は少なくとも3世代以上の貧困状態にあるとされています。

つまり貧困は世代を超えて連鎖し、親の貧困が子へと受け継がれ、子から孫へと続いてしまうのです。
親の経済的困窮がディスアドバンテージとなり、その子どもの教育環境にも暗い影を落とします。

すると貧困脱出の助けとなるはずの知的資本が得られず、後に続く世代も含めて、貧困から脱出するのに長い時間がかかるのです。
あなたはご自身の家族を貧困から守れるでしょうか?

もしあなたが、今まさに貧困の連鎖の最中にいるとすれば、この負の家系図を書き換える方法はないのでしょうか?

Yuki

こんにちは、横山ゆきです。
今回も『貧困層に落ちる人の10の特徴と対処法』のテーマから、貧困の連鎖から脱出するための方法を2つ取り上げます。

 

 

貧困化する日本で生き抜くために⑦楽しないで「考える」

楽する人はカモ

もはや貧困は対策を怠れば誰でも陥る可能性がある問題です。
特に楽しようとする人ほど、かえって貧困層に落ちます。

楽をしようとする事は「考えない」という事です。
そして「考えない人」は悪い人に目をつけられます。

ディズニーの『ピノキオ』をご覧になった事があるでしょうか。
その中に「子どもには考えさせるな、そうすればロバにして売り飛ばせるから。」というくだりがあります。

楽しようとしている人はこの子どもと同じで、悪人の目にとまります。
考えなければ一労働者で終わってしまうどころか、詐欺師にとってのターゲットにされるという事です。

何故なら、ありもしない高額配当の商品を売りつけるような詐欺師は、楽をして利益を得たい人間の心理を、実によく把握しているからです。

自分で考えるから人生が変わる

私は運営するスクールでは最初の段階では不親切にするよう心がけています。
普通のスクールでは、顧客満足度を上げるために手取り足取り教えますが、私は敢てそれをしません。

だからスクール生は自分の頭で考え始めるのです。
そこに英語や様々なコンテンツを入れ込むからこそ、脳が活性化し英語の実力が伸び、人生が激変するのです。

世間では楽して英語を学べるとうたったコンテンツも多く出回り、それに飛びつく人も後を絶ちません。
しかし、そこにあるべき成果や教育と呼べる姿勢があるかは疑問です。

まして楽をしていれば、万一上手く行かなくても諦めやすいと考えるようでは末期です。
こんな諦め前提では絶対にいけません。

貧困化する日本で生き抜くために⑧自分の「売り」を作る

自分のセールスポイントを常に考える

対策も無いまま貧困化する人の特徴に「売り」の無さが挙げられます。
「売り」が無いとは要するに履歴書に書くことがない、自身のセールスポイントが無いという事です。

例えば私は薬剤師の資格を持っており、英語の指導実績もあります。
これは「横山ゆきとは何?」という問いに対して、コレという「売り」を持っているわけです。

翻ってあなたはどうでしょうか?
この「売り」が無ければ、あなたの代わりになる人が山ほどいるという事です。

他の人で替えが利くような仕事は価格競争に入るので、労働の時間単価が下がります。

セールスポイントは自己満足べからず

「売り」とは相手あっての「売り」です。
あくまで市場の中で需要・価値があるのかが重要です。

私がTOEICスクールのYLTを作ったのも、TOEICは分かりやすくこの「売り」になりやすいからです。
ですから「売り」が無い、弱いと思う人ほどTOEICは絶対に取る必要があります。

しかも本気でやり込めば2~3ヶ月で200~300点はアップを狙える試験です。
これほど費用対効果、時間対効果の良い「売り」はありません。

そして繰り返しますが、「売り」とは自分で思う「売り」ではなく、相手から見て価値があるかどうかです。
その点はよくリサーチする必要があります。

私の「売り」である英語も、英語講師だけなら山ほどいるわけです。
しかしここまで生徒と毎日向き合う事をやっている人はいません。

のみならず「脳の思考回路を書き換える」「直観力をつけさせる」事も出来ます。
本当に「人の人生を変えられる」のが、私の最大の「売り」なわけです。

こうして私の指導する英語のLINEスクールYLSは毎回20人前後の人が受講し、現在19期まで続いています。
YLTも約27名が受講しており、これだけ需要があるという事を示しているのです。

これが需要があり、「売り」として成立しているという事です。
もしも19回募集して、2名程しか受講生がいないのなら、それは市場から求められていない、つまり「売り」としては成立していないという事になります。

このように自分で「売り」と言っているだけの状態と、実際の市場で需要があり、「売り」として成立しているかを、見分けられるようになると、お金回りには大分困らなくなります。

そしてまだ自分の「売り」が分からない方は、まずTOEICのスコアを取りましょう。
これほど手っ取り早く成果に結びつく手段は他にありません。

 

まとめ

貧困とは一世代の個人の問題とは限りません。
それはあなたが引き継いだものかもしれないし、引き継がせてしまう問題かもしれません。

だとすればあなたが貧困に陥らず豊かな生活を送る、もしくは負の連鎖を食い留めることが出来るのなら、それは世代を超えた社会貢献になるのです。
今回はそのための対策を二点お伝えしました。

まずは「楽せずに自分で考える」ことです。
学ぶ時にも受け身の姿勢で指示を待っているだけでは、楽は出来るかもしれませんが、自分で考えたことにはなりません。

どうすべきか、まずは自力で試行錯誤をしながら思考力を鍛えましょう。

そして次に、自分のセールスポイントは何か常に考え続けましょう。
重要なのは「売り」「セールスポイント」とは決してあなた一人が満足して成り立つものではない点です。

あくまで市場での需要があり、他者に対しての価値提供が出来る、「あなただけの強み」です。
これを知るには、相応のリサーチ力も必要です。

何事も楽をせず自力で考え、自分の「売り」を強化すると共に、その市場価値を把握するための客観性を養いましょう!

 

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