英語Nativeスピーカー達とセミナーをしていると、日本人の参加者が彼らから毎回指摘されているところが分かってきました。
原因は「英語にあって日本語にないもの」。今回はそれらについてまとめてみました。
是非繰り返し確認して、あなたが英語でスピーキングする時には失敗しないようにしてください!
複数形の”s”
中学のかなり早い段階で習う複数形の”s”。
頭では分かっているはずなのに、Nativeの前で英語スピーキングしようとするとあっという間にすっ飛ばしてしまいます。
先日のセミナーでもこんな感じになっていました。
We have to delay 10 business days due to a change in client circumstances.
↓
We have to delay 10 business days due to a change in client circumstances.
音にするとこんな感じです。
違いがわかりますでしょうか?Native達はこれをしっかり聞き分けます。
三単元の”s”
これも中学の早い段階で習うものですが、スピーキングになるとどんどん落ちていきます。
My mother knows my boyfriend enough to invite him to her birthday party.
↓
My mother knows my boyfriend enough to invite him to her birthday party.
音声で聞くとこんな感じ。
所有格、目的格
中学でI-my-me-mine, she-her-herとか習ったと思いますが、これもスピーキングでごっそり抜けます。ちなみに所有格目的格ってこんな感じです。
主格(~は) | 所有格(~の) | 目的格(~に、~を) |
I | my | me |
you | your | you |
he | his | him |
she | her | her |
it | its | it |
we | our | us |
you | your | you |
they | their | them |
同じ英文でいきましょう。
(所有格)
My mother knows my boyfriend enough to invite him to her birthday party.
↓
My mother knows my boyfriend enough to invite him to her birthday party.
(目的格)
My mother knows my boyfriend enough to invite him to her birthday party.
↓
My mother knows my boyfriend enough to invite him to her birthday party.
それぞれ音声で確認してみてください。
あらゆる”to”
これも毎度よく見かけます。特にシャドーイングやオーバーラッピングを何度も繰り返していると、どんどん抜けていきます。
We have to delay 10 business days due to a change in client circumstances.
↓
We have to delay 10 business days due to a change in client circumstances.
音声で確認してみてください。
前置詞
前置詞はリーディングやライティングでもかなり落ちますよね、というか何を使うべきか迷いますよね。スピーキングの時はある種迷いなく抜け落ちます。笑
What we’ve just doing is actually what we’re talking about.
↓
What we’ve just doing is actually what we’re talking about.
音声はこちら
冠詞(a/ an/ the)
英作文をするときは「aの方がいいか?theの方がいいか?」と悩む方が多いと思うのですが、スピーキングでいずれにしろ忘れる人がとても多いです。英作文であんなに悩んだのに!という感じになります。
We have to delay 10 business days due to a change in client circumstances.
↓
We have to delay 10 business days due to a change in client circumstances.
aかtheかの違いは、一般的に
a = 一般的な名詞で単数のもの
the = 特定のものを指す時に使用
の違いがあります。
音声で確認してみてください。
まとめ
抜けてしまっているところを見て、「別にこれくらいいいんじゃない?」と思った人も多いとおもいます。
それに、音声を聞いてみても、「いまいち違いが分からない」と思った方も多いとおもいます。
確かにこれらを間違えてもおそらく通じますし、優しい人であれば特に指摘もせず会話を続けてくれると思います。
しかし、なぜ私やNativeがこれを指摘し続けるかというと、これらを間違えたまま英語を話すとあなたの知性がちょっと疑われるからです。
私は社会人になりたての時、ある英会話の先生にはっきり言われました。
「(今回の記事でご紹介した)こういう所を間違えたまま話すと、あなたの知性度を疑われますよ、それでもいいですか?」と。
なので、特に英語で仕事をされる方はこの記事に書かれていることは是非間違えないでほしいなーと思います。
考えて話したり、書くよりも、多くのリアル英語に触れる経験を増やしていくと骨に染みてくる気がします。暗記するときは、聞こえていなくても、たぶん複数形のsがつくだろうな、と予想がつくようになってきました。日本人にない感覚こそ、真似る、そのままインストールすることが大事だと感じました。by iris
今回音声を聞いたときは、s が抜け落ちていると、うん?と違和感を感じました。
ただ、今回、きちんと意識できたけれども、自分で話す時に、できるかどうかと言うと
まだ自信がないですが、口周りの筋肉をきちんと動かして話していきます。
Invite ‘em って、早い音声の方で言っていますね。
書き表し方がちょっと分かりませんが、でもネイティヴでは抜けていないと、聞き取れます。
こういうところは口の筋肉を育てるのがいるんだと思います。
至る所でいろんな形ででてきますね、潰すのが大変ですよね。
耳はいい方ですが、
時々頭でディクテしていて、??となりますね。
ラジオのCNNとか、聞き流しているときに。
頑張ります。
ありがとうございます😊
わ、私が常々一番意識しないとグダグダになる辺りを、まとめてくれたYukiさん、素晴らしい。
これ、知性というか、できないと子供っぽいと大昔、学生時代から指摘されていて、未だに苦手なんです。今年こそ、克服します。
英語が母語だと小学生の国語にある事なんだけど。
。。私には意識しないとかなり難しいです。
今までは、sがなくたって、a 、the どちらでもいいじゃない。と正直
思っていました。が、知性のある英語、違和感のある英語ではかっこわるい
ですね。間違えてもいいけれど、こうやって、気をつけた方がいいよ。と分かりやすく
教えてもらったことは、意識して直していこうと思います。
スカイプ英会話をしていても、咄嗟に出てこずに抜けたことにも気づけないまま進めること多々です。先生達は慣れてるから指摘もあまりしませんが、やはり知性ある英語を目指したいです。
三単現のsは、なんでつけるのか調べていた時に、あるサイトでは英語の文の音に違和感があると書いてありました。私には何の違和感もありません・・と正直思いましたが、知性に関わるのか!!意識して直したいと思いました。
自分ではちゃんと言えてるつもりでも、nativeには聞こえてないこともありますよね・・
音声を録音して、覚えてたいと思います。
日本語にない冠詞や三単現Sは、本当に聞き取りが難しいです。
文章を見るとわかることも多いですが、いきなりや音声だけだと、聞き取りが難しいです。
練習あるのみですね。
複数形のsや三単現のsはリスニングでもスピーキングでも苦手です。
Treyの音声を意識して聞けば違いが分かりますが、いきなりだと分からないかもしれません。
何度も見て&聞いて、知的な英語が話せるようになりたいです!
冠詞&不定冠詞は書く時も迷いますが、ヒアリングやシャドーイングをしている段階で、既に飛んでしまっている事が多いです。やはり文法的な知識だけでなく、耳と口とで慣らさないとですね。