Yuki:今日もいろいろCameronさんに聞いて、日本人が間違える英語をあらかじめ聞いて、話すときに間違えないようにしようという企画で行きたいんですけれども。
私とCameronさん、結構お酒を飲むんですよね。すごい飲むわけではないんですけれども、たしなむ、というか、楽しむ感じですよね。
Cameron:そうですね。楽しむ感じです。
Y:今日もここに色々あって、飲んでいきたいんですけれど、これをやるといろいろな意見が来るんですよ。ありえなくないですか?とか、直飲みはどうなんですか?とか、いろいろ言われるんですが。
C:飲みニケーションですよ。
Y:まぁ、楽しんでいただく感じで。
C:IPAの意味わかりますか? ”India Pale Ale”
Y:インディアン?インディアナ州?
C:多分「インド」。多分。考えてみると、軽い味がするんですよね。暑い時はたくさん飲みたいですよね。だから軽いもの、軽いビールだと飲みやすい。実際そうかわからないですけど。
(Wikipedia参照:インディア・ペールエール は、中程度かそれよりもやや高いアルコール度数をもつエール。液色は銅のような明るい琥珀色。ホップの風味が強くて苦味がある。しばしば、麦芽のフレーバーを伴う。IPAは通常ペールエールのカテゴリーに入れられる。)
Y:飲むのも好きですけど、Cameronさん、自転車も好きですよね。
C:自転車大好きです。
Y:そういう時に日本人としゃべって、「あぁ、またこれだ」っていう間違いがありますか?「自転車貸して」的な。
C:私の自転車は、私の足がすごく長いから、(自転車の高さが)日本人のここ(脇)までくる人がいるんです。だから、なかなか自転車は貸すことができないんだけれど。
そういう、貸すときとか、借りる時とか、レンタルビデオとかを借りたりとか。
英語で日本人が間違えるところがありますね。
Y:なんですか、それ。
C:よく、”lend”と”borrow”と”rent”。
“lend”は「誰かに貸す」
「あなたの自転車を借りたい」時は、
“Please lend me your bicycle.” or
“May I borrow your bicycle?”
Y:”lend”が「貸す」。
C:Yes. お金は関係ないね。”Please lend me money.”だったら、”May I borrow somebody else.”と同じことになって、返さなきゃいけないんだけれど。”lend”は返さなきゃいけない。
Y:じゃぁ、”Can I lend your bicycle?” と、”May I borrow your bicycle?”は何が違うんですか?
C:”May I borrow your bicycle?”は、「あなたから私が借りてもいいですか?」
“Can I lend your bicycle?”は、「あなたの自転車を借りて、私が他人に貸してもいいですか?」みたいな感じになる。
Y:へぇ~。じゃぁ、”Can I lend your money?”は?
C:”Can you lend me money?” だから、”lend”は、”to me” か、”to somebody”
“Can I borrow money”の場合は、「誰から?」 ”from you”
“Can you lend money?” の場合は ”to me” 「誰に?」
Y:あぁ、なるほど。これ、すごく難しいですね。
C:”borrow”は元から。そっちから、こっちの感じ。
“lend to”はこっち(相手側)が中心ですね。
Y:”borrow”が「借りる」で、”lend”が「貸す」なんですよね。だから、自分が「借りたいんですけど?」という時は、
“Can I borrow”を使うべきで、それでも”lend”を使いたかったら、”Can you lend bicycle”になるわけですね。
C:そうです。そうです。だけどもう一つ、これはよく子供のころに、よく学校の先生になおされたけど、
“borrow me some money.”は自然に言うけど、これは大間違い!!
これ、日本人が、の問題じゃなくて、世界中の”borrow me some money.”が悪い文法です!
“borrow me money.”は違う。
“lend me money.”が正しい。
Y:”borrow”はなんでダメなんですか?
C:”borrow”は、”from”だからね。”from somebody” “May I borrow money form you?”だから、”borrow to me”は間違えている。”lend to me” (お金の貸し借りは)”to me”なので、「僕お金がないから」お金が欲しいから、お金をちょうだいみたいな感じなので、”lend me money”とか、そこから丁寧に、”May I borrow money from you?” とか、”Please lend me money?”
Y:はぁ、これは結構根深い問題ですね。
C:”borrow” と “lend”
Y:じゃぁ、もう、今聞いていて、わけが分からなくなっている人に、とりあえずこれだけ覚えておいて、っていうのはありますか?
C:”Please lend me your bicycle?” bicyclerとかよりも、penが多いね。
“Please lend me a pen.” (lendはto me)
“May I borrow a pan.” (borrowはform you)
どっちもOKです。
Y:「借りる」と「貸して」が違うわけですね。そこをしっかり覚えないといけない。ちょっと難しいけど、覚えてしまった方が早いと思うので。今日もそんな感じで覚えてしまってください。
英検の準2から2級あたりはこのあたりの単語の違いを狙ってきますね。借りることでも無償なのか有償なのかという違いを選ばせる問題が出ます。
今回のは腹落ちするまで時間がかかりました。
lend と borrow の意味の違い、そして借りるものによってどちらを使うのがよりいいか、とても勉強になりました。
lendは、「あなた」「私に」貸してくれる?
borrowは「私は「あなたから」「~を」借りれる?
という内容で整理をしました。
日本語の感覚ですが、lendは相手に『貸す』という行為を要求しているように、borrowは自分が『借りる』ことに許可をいただくというニュアンスに感じます。いずれにしても、行為の方向に誤りがないように伝えたいです。
自分主体の文章(to someone)か相手主体の文章(from you)かで、lend か borrowになるのですね。borrow me moneyと英語を話す人でも間違えるっていうのがとても印象的でした。lend とborrow覚えて使い分けしっかりします!!
今日の対談はとてもためになりましたが、結構難しいですね。ネイティブの人でも子供の時は間違えるんですね。
丸暗記で覚えるしかありませんね!
“Please lend me a pen.” (lendはto me)
“May I borrow a pan.” (borrowはform you)
借りる、貸すもよく区別がついておらず、動画を見てはっきり分かったのか?というとまだちょっと曖昧です(T_T)
Yuki先生の言うとおり、とにかくなめらかに言えるまで覚えちゃいます。
Can you lend me pen?
Please lend me a pen?
(貸して~)
May I borrow a pen?
(借りていい?)
難しかったです。
前にlentはお金が派生するもので、普段の貸し借りはborrowを使うと教えてもらったことがあります。で…borrow me 言ってました💦
キャメロンさんに正しく教えていただいて、良かったです。
きちんと使えるように気をつけます。
理解したいと思う反面、 理解しようとすると、ややこしくて、?が浮かんでしまうので覚えてしまおうと思います。
この内容は複雑というかしっかり理解していないと使いづらいですね
日本人とキャメロンさんの
足の長さでそんなに差があるんですね。それは驚きました。
日本語だと「ペン貸してください(Please lend me a pen.)」が一般的かもしれません。でもかしこまった時は「ペンをお借りしてもよろしいですか?(May I borrow a pan?)」を使うことも。貸し借りは漢字では差がありますが、これを日常生活の中で忖度でやり取りしている日本語って、興味深いなと改めて感じました。
私が あなたから borrowすること=
あなたが私に lendすること
同じことを指していること、わかりました。深く考えたことがなかったので、非常に助かります!