Yuki:今日もCameronさんにいろいろお聞きしていきたいと思います。
Cameronさん、初めて会う日本人とお話しする時って、必ずどこに行った、とかあそこに行った、とかいう話になると思うんですけれど、
Cameron:旅行の話とかにはよくなりますね。
Y:Cameronさんが「僕、カナダ出身なんだよ」って言うと、「私、カナダ行ったことあります」とか、「カナダはないけどオーストラリアなら行ったことあります」ってなりますよね。
C:昨日ありました、その話。
Y:まさに?!
C:「トロントに行ったことあります。」って。
Y:そうすると、そういう時に日本人がよく間違えるやつがあるですよね。どんな感じですか?
C:例えば、「行ったことありますか?」って聞くときに、質問ですよね。疑問文。だから、
“Have you ever been to Canada?”
答えは、
“I been there before.” 「行ったことあります。」
Y:行った経験があります、ってことですよね。
C:で、これを聞くと、 My question is “Have you ever been to Canada?”. だけど、Yuki先生の答えは、
“I been” “Yes, I been to Canada.” 「行ったことあります。」
“ever”がなくなります。
実際は、(すでに)「行った」ことなので、”ever”はもう使わない。それがよく間違えています。
✖”I have ever been to Canada.”
Y:あぁ、そっか。聞かれたからそのまま(同じ文頭を)言っちゃうんですね。
C:正しい答えは、
〇”Yes, I have been to Canada.”
Y:Everは言わないんですね。
C:でも、ネガティブの時は
“No, I have never been to Canada.”
それはよく間違えていますね。
Y:日本人はよく”ever”を使うけれど、それは疑問、質問の時しか使わないから、行っていても行っていなくても出てこないわけですね。
日本人って、疑問文で聞かれたらそのまま答える、みたいな練習をしているから、習性で”ever”を使うけれど、”ever”はなくす。
じゃぁ、行っていたとすると、その時に日本人が間違えやすいのはありますか?
「行ったことがある」が”I have been to ~ “
「去年行った」は?
C:”Last year, I went to Canada.”
Y: “have been”はどこへ行ってしまったんですか?
C: “I have been”がなくなったのは、”I have been”は「経験がある」なので、”last year” はタイムラインの中の一点なので、だから”I went”。
Y:一地点を過去形として表しているわけですね。
C:もし、「一年間カナダにいました。」という学生の場合は
“I was in Canada for one year.” “I went to Canada for one year.”
“I’ve been to Canada.”は(短期間)行って帰ってきた、ってこと。
Y:一年くらい滞在した場合には”I’ve been to Canada last year.”とは言わない?
C:言わないですね。
Y:日本人は本当に現在完了が不得意なので、行ったことがあるかどうか、経験を聞くときに”have been”を使うんであって、実際に「行った」という一地点を表す場合というのは、過去形ということですね。
C:そうですね。シンプルに過去形でいいですね。
Y:でも、私のおすすめは、こういうふうに聞かれたときはこう答える、って覚えてしまった方がいいかな、と思うんですよね。
「去年行ったの?」って聞かれたら、「行きました」”I went to Canada last year.”
だけれど、もう、「カナダに(そこに)行ったことありますか?」”Have you ever been there” って聞かれたら、
“Yes, I have been there before.” って覚えちゃった方がいいかな。理屈は後からで。
行ったことがあるかどうかを聞きたいときに、現在完了を使う意味がよくわかりました。経験を聞かれているんですね!
ネイティブ同士の話を聞いて、have beemを使っていてどうしただろう?と思っていた謎が解けました。
過去の状態(過去分詞)を所有(have)していると学んでイメージを持ってから、少し楽になりました!ただ、咄嗟の返答は苦手なので、引き続き意識と練習が必要です。
確かに英語でよく旅行の話はするのでいつもごっちゃになります。ゆっくり時制を考えればわかるんですけど、会話内でそこまでの時間がないというか…で、なんとなくごにょごにょで誤魔化す><
パターンで覚えちゃうの賛成です。
あと「行く」関連でいうと、英語での「come」「go」の使い分けがよくわからなくなるので、もしこのトピックがまだなければぜひ!
時制に関する文法は時間軸を使ってイメージで覚えるとわかりやすいかもですね。日本語に無い概念なので繰り返し使って腹落ちさせていきます!
完了形は経験有無を語るものなのですね。何となく完了形と過去形、現在形を使い分けていたつもりでしたが(学生時代に同様に習っていたはずですが…)、腹落ちしました。海外の方との会話では必ず出る会話ですので、ever.neverの使い方とともにスマートにコミュニケーションしたいです。
疑問文の時はオーム返しにして答えるといいと学校では習いました。
なので今日の対談はとても勉強になりました。でも、何回も練習して覚えないとだめですね。
“Have you ever been to Canada?”
”I have ever been to Canada.”
〇”Yes, I have been to Canada.”
ですね。覚えました。そしたら、質問もできます。英語は暗記だ。
そう思います。パターンですから。理屈抜きに覚える。
たくさん有りすぎ(笑)
これは、本当にYukiさんの言う通り、理屈で考えず
パターンとして覚えてしまった方がいいですね。
でも、Cameronさんが、指で、過去、と
ポイントして、その時点だからI went を使うというのは
分かりやすかったです!
現在時制と過去時制がごっちゃになること、よくあります。まずは覚えることが必要ですね!エポケーしてとにかく覚えるようにします。