Yuki
今日もCameronさんと読者の方の質問に答えていきます。
Yuki
今日の質問ですが、英語しか話せない人から会社に電話がかかってきました。その電話は転送できなかったそうなんです。「この電話は転送ができません。」「前回の担当者の名前はわかりますか?」「前回はどこまで説明を受けましたか?」と英語で言いたかった、と。言えそうなのに、とっさに言えないのがもどかしいからすっきりしたいです、ということです。
Cameron
むずかしいね~。最初の文章は(電話が)転送できなかったってことね?
Yuki
たぶんいないんでしょうね。不在で。
Cameron
最初の方はもちろんお客さんだから謝る。
“I’m sorry, we are unable to transfer your call.”
(申し訳ありません。この電話は転送ができません。)
Cameron
“unable” =”can’t”
“I’m sorry, we can’t to transfer your call.”
Cameron
でその後に質問が2つありましたよね。
Yuki
ひとつは、「前回の担当者の名前はわかりますか?」
Cameron
OK.
“Do you know the name of person you talked to last time?”
(前回の担当者の名前はわかりますか?)
Cameron
「担当者」は面白いんですよ。翻訳しようとしても言葉がない。”window person” “contact person” とかもあるんだけれど浅すぎる。
Yuki
そうなのよ。プロジェクトを担当しきっている人間(のことを言いたい)でしょ? それをなんて言ったらいいんですか?
Cameron
本当に物足りないんだけれど、“contact person”
Yuki
“the person in charge”は?
Cameron
“the person in charge”は使えるけど、すべてそうではないんだよね。
Cameron
ひとつ面白いのは、誰でも担当者が使える。担当者が一人だけではない時もある。”the person in charge”は、一人が決まっている。だから(誰にでも使える)「担当者」はすごく便利な言葉。あとは、その人がいなくても同じ関連の部署とか、営業の者とかに転送したかったかもしれない、と僕は想像したので、
“Can you tell me what you talked about?”
(前回はどこまで説明を受けましたか?)
Yuki
そうね。何について聞きたいか分かれば、その部署に転送できるもんね。
Cameron
Exactly. 経理の話だったら、経理部にまわすとか。誰かが担当してくれるから。
Yuki
この(読者の)質問って、「担当者」っていう日本語が英語に的確なものがないって言うのに気が付くと、Cameronが言ってくれたみたいに、 “Can you tell me who you talked last time?”(と言えばいい)?
Cameron
そうね。
“Can you tell me who you talked last time?”
(前回誰と話しましたか?)
Cameron
もっと短くしようと思ったら、
“Who did you talk to last time?”
Yuki
OK。それもいい。そんな感じで覚えてやってみてください。
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英語のもっているニュアンス、感覚まで知ることができてとても勉強になりました。
英語を使う会社ではありませんが、英語で間違い電話がかかってきたことを想定して覚えました!(隣が英語を使っている会社なので可能性はゼロではないと思って!)