昨日の「アメリカ人人生相談メール」、かなり反響いただきました・・・。
アメリカ以外の国でも、結構職をゲットするのが大変な話とかです。
アメリカとかEUだとめちゃめちゃ優秀な人が本業の後に夜バイトとか、
最低限の生活で「清貧の教え」をリアルにやっている人とか。
日本も厳しくなってきていますが、まだまだいい方かなと思ったり。
さて、最近夜中に仕事している時にですね、
マーサスチュアートのクッキングスクールをエンドレスで流しています。
そうすると本当に時々なんですけど、YouTube広告が流れます。
仕事に集中しているので、特にスキップせずにそのまま流すんですが、
マーサを見ているせいか家庭用品の広告動画が多いです。
洗剤・柔軟仕上げ剤・消臭剤・歯磨き粉、等等等。
で、世界中の家庭用品広告を見ることになったので、
傾向がわかってきて、展開が予測できるようになってきました。
(ていうかそれ位展開が全然違う)
=日本の広告動画(例:柔軟仕上げ剤)=
(1) お母さんが毎日柔軟剤を使う。洗濯機に念を入れている様子。
(2) 娘が夢を追いかけて海外に行く。ちょっと慣れずに寂しい。
(3) お母さん、柔軟仕上げ剤をたくさん使った衣類を娘に送る。
(4) 娘、荷物を開けて懐かしい柔軟仕上げ剤の匂いを確認。
(結論) 娘号泣。
=海外の広告動画(例:ヨーロッパのシャンプー)=
(1) おばあちゃんが毎日孫の髪をとかしてあげる
(2) 孫が夢を追いかけて海外に行く。
(3) おばあちゃん、孫のためにユニフォームを作るが、ライバルに切り刻まれる
(4) 孫、一瞬凹むも練習着のままで髪もまとめずに出場。髪サラサラ、しかも優勝。
(結論) 孫娘まんべんの笑顔。
あのですね、ほとんどこうなんですよ。
日本は懐かしいとか涙が出るとか、じんわり来るとか、そういう感じが多いですね。
海外(ヨーロッパ、)は、勝った!乗り越えた!笑った!なんですよ。
ファブ○ーズの松岡修造が例外。
(と言っても元気よく騒いでるだけですが)
これはもう、国民性なんだと思うんです。
でね、これはくだらない話をしているわけではなく
プレゼンとかスピーチとかNative相手にする時に参考にして欲しいんです。
どの文化圏にもストーリー展開の王道があります。
それって、広告からすごく読み取れるんですよ。
広告から読み解く英語のネタ力は6/25のセミナーで話します。
私もこれからもっと研究しようと思っています〜。
追伸:
これって、昔2ちゃんとかで話題になった「邦楽歌詞あるある」から気づいたんですよ。
・翼広げ過ぎ
・君の名を呼び過ぎ
・君に会いた過ぎ
・会いたくて会えなさ過ぎ
・光が挿す方へ行き過ぎ
・もう一人じゃなさすぎ
・大切な人居なくなり過ぎ
・あの頃に戻りた過ぎ
・一歩づつ歩いて行き過ぎ
・大切な仲間が居過ぎ
・同じ空の下にい過ぎ
・夢を夢で終わらせなさ過ぎ
・あの頃僕達は不器用過ぎ
・不器用な俺だけどお前の事守り過ぎ
・眠れぬ夜多過ぎ
・瞳閉じ過ぎ
・見えないもの見過ぎ
・明日に向かって走り過ぎ
・何かが変わるような気がし過ぎ
・君がいれば他に何も要らな過ぎ
・僕の声届かな過ぎ
・君の名前を呼び過ぎ
・心の扉叩き過ぎ
・涙の数だけ強くなり過ぎ
ウケる。
引用はこちら
http://coffeewriter.com/101217.html
面白いですね!確かに、CMって全然違いますよね。本当か定かではありませんが、アメリカは訴訟大国だから商品の詳しい説明をあまりCMに盛り込まないとか。(言ってることとちがーう!と言われないために)。最近は日本も薬事法が厳しくて、自由な商品訴求が出来ないのが悔しいですが。。。
国民性って、かなりしみ込んでいますね。
謝りすぎるのも、そうですね。
うちの事務員さんはやたらに済みませんを言います。
なんにも悪いことをしていないのにな~~~!