イギリスって食事が美味しいイメージがないですし、
事実今年の2月に行った時も、食べられるけど・・って感じでした。
とは言っても、アメリカよりはおいしかった気がしますが。
私はアメリカに行って、あの到底食べきれない油物が出てくるたびに
脇に普段かかないような汗をかくんですよね。
でもなぜかイギリス発の料理番組ってよく日本で放映されています。
御綺麗な人が出てきて、いけてるキッチンで料理するので
ついつい見てしまうんですが・・・・
昨日のイギリスの料理番組紹介のレシピが、
玄米に大量のヒマワリの種とコリアンダーと生姜スライスを混ぜた謎のサラダで
思わずテレビの前で絶叫してしまいましたよ。
あれ、コリアンダーと生姜の味しかしないと思う。
まあ、体にはいいですけど・・・・・・。
さて、昨日書いたディズニーワールドでの男の子の事件は
溺死ということで発見されたようですね。本当に残念です。
その痛ましい事件や、上海のディズニーランドが予想通りのカオスになっているのを見ながら
ディズニーがなぜもこんなに人々の心を離さないのか、改めて考えていたんですよ。
でね、人々の心をつかんでいるのは、
「そんなの知ってるよ」って言われるかもしれないですが、
「夢って絶対に叶うよねーー」という一貫したメッセージだと思うんですよ。
別にディズニーに行った人みんなのリアルな夢が叶ってるわけじゃないと思うけど、
この世知辛い世の中で、そういう誰も言えないことを「言い切っている」ところに
ものすごい価値を感じる今日この頃なんですよ。
だって、よくYLS募集すると20件くらいくる問い合わせに
「YLSに入ったら英語話せるようになりますか?」があるのですが、
「はい、YLSに入れば絶対に英語話せるようになれます。」って
口が裂けても言えないですもん。
ちゃんと5ヶ月間は時間と労力をある程度割いて欲しい、
しっかりと言った通りに対応して欲しい、
色々頑張って欲しいことをお伝えします。
だけど、ディズニーのメッセージには条件ないんです。
あるとしたら「信じていれば」だけ。
さて、そんな世界中の人々に希望を与えているディズニーですが、
あなたはどの作品が一番好きですか?
女性はいろんなプリンセスが好きだと思うんですが、
私はポカホンタスが好きなんです。
ディズニープリンセスは小さい時からズーーーっと見てたので
本当にものすごい憧れていたんですが、
初めてポカホンタスを見た時の腹落ち感が半端なかったんですよ。
ポカホンタスはディズニー長編アニメの中で
唯一の実話なんですが、アメリカ先住民のポカホンタスと
イギリスから金の発掘を求めてやってくるジョン・スミスとの話です。
で、ポカホンタスのテーマソングの中に"color of the wind"というのがあって、
その歌詞の一部を引用します。
You think you own whatever land you land on
The earth is just a dead thing you can claim
But I know every rock and tree and creature
Has a life, has a spirit, has a name
あなたは足を踏み入れたところは全て自分のものになって、
大地なんて死んだもので登れるって思ってるでしょう
でもどの岩も木も生き物も命と魂と名前がある。
You think the only people who are people
Are the people who look and think like you
But if you walk the footsteps of a stranger
You'll learn things you never knew you never knew
あなたが人だと思うのはあなたと同じ外見で同じ考えの人だけ
でももしあなたが見知らぬ人の足跡を歩けば
今まで知らなかったものを知ることができる
うわー、そうだよそれ。中学の時にすっごい腹落ちでした。
金髪青い眼のプリンセスへの憧れもなくはないけど
自然の中に魂を感じるインディアン(そして日本人)の感覚を
英語でがっちり外国人に言ってるところに憧れてたんですよね。
ポカホンタスすげー。
ポカホンタスを映画館で観たのは、まだローティーンでしたが
あの時には英語全然ダメだったけど、
外国人にも媚び媚び態度をせず、自分の意見をちゃんと言おう!
って腹が決まった気がするんですよ。
そういう意味で、ポカホンタスは本当にすごい映画です。
ちなみにネイティブアメリカンを登場させているので、
アメリカ内では公開当時は当然議論や批判が多かった作品です。
それを受けてか受けてないかわかりませんが、
ディズニー側は、「ポカホンタスがディズニーの作品で一番です。」って言ってます。
世論とかもあってなのかもしれないけど、私は本当にそう思います。
追伸:
今日の編集後記の内容って、前も書いたかもしれないですが
やっぱりこの結論に至るので、再び書かせてもらいました。
見たことない人は是非見てみてください。
ちなみにご紹介した"color of the wind"って
「風の色」ってことですが、この感覚、私大好きです。
追追伸:
ポカホンタスの中では、トウモロコシとか文化の違いとか、
ポカホンタスとジョンスミスが話し合う場面があります。
これ、完コピすると結構使えるんですよー、是非どうぞ。
自分の意見をはっきり言う、そして相手が発した意見もありのまましっかり受け止める、という相互のやりとりが意見を言う場面では大切な心構えなのだと考えます。
相手をなんとかやりこめてやろう、という気持ちがあると単なる口喧嘩になってしまいそうです。
私自身は両方とも苦手です。
このサイトの記事にコメントを残し、他の人たちの意見を見て「そういう考えもあるんだ」と思う行動の繰り返しが、成長の土台を作ってくれると信じています。
このような場を提供してくださり、本当にありがとうございます。
こびないで自分の意見をいうのは、かなりの技ですね。
言ったつもりでも、相手に伝わらないことってしょっちゅうです。
仕事の中でも気をつければ、改善できそうです。
You'll learn things you never knew.
英語を学ぶのはそういうことなのでしょう。
脱皮するのが楽しみです。