とうとうオリンピックが始まるみたいですねー。
トイレが秒速で壊れたり、天井に穴が空いていたり
すでにラテンの悪い部分がニュースになっていますが笑
選手の皆さんはこれのために命をかけてきているし
とにかく悔いのないように、実力を発揮いただければと思います!
で、オリンピック選手のインタビューがこの時期に大量に流れますが、
ぜひ日本人選手と外国人選手のそれを比べてみてください。
なぜなら外資で仕事をする人/したい人には必見の
あるヒントが隠れています。
例えばインタビューですが、
日本人選手:少しでも記録を伸ばせるように頑張ります/応援してくれてる皆さんの期待に応えられるように頑張ります。
外国人選手:今まで準備したのが今回はいい結果につながった。非常にタフだったが学ぶことが多かった。
すごーく大雑把に言うとこんな感じかなと思います。
日本人選手は支えてくれる人への感謝、外国人選手は自分のパフォーマンスへの評価。
もちろん日本人選手も自己のパフォーマンスについて話す時もありますが
全体的な割合の話をしています。
つまり、外国人選手って各機会で「自分は何をして何を得られたか?」を
いつも考えて言語化しているなーという感じがするんです。
で、これが先日ふと思い出した、アメリカ人の慣習とつながったんです。
その慣習とは、
■ アメリカ人はビジネスのあらゆる場面で感謝をする・ありがとうと言う
■ しかも感謝の理由が論理的で明確
ということです。
例えば先日アメリカに帰ってしまったPeter。
もともとはアメリカ海軍の軍人で、英語なんか教えたことないのに
私に引きずり回されて笑、セミナーでかなりいい感じのディレクションをしてくれました。
最初はわからないこともあったり、きつかったと思います。
だけど、最後の大阪でのセミナーの後に言ってくれたんですよ、
「Yukiにこの仕事を頼まれて初めて、人に何かを教える喜びを知れたし、
自分は人のスキルを向上させる素養があるって気づくことができたよ、ありがとう。」
って。
いやーすごく嬉しかったですね。
私の無茶振りで人生が変わったよ!って感謝されて
嬉しくない人はいません。
先日もビジネス英会話セミナーのダイアローグ作成で
PeterとKyleにはかなり無理を言ったんですが、
「僕を信じてこんな大事なタスクを任せてくれてありがとう」
って言ってくれました。しかも別々に両人から。
これ、外資でアメリカ人と仕事している時もよく経験しました。
どの時も本当に嬉しかったです。
そもそもありがとう、って言われるとすごく嬉しいですが、
その感謝の理由がとても発展的で詳細に語られていると
なおさら人間は嬉しいものです。
で、これが(特にアメリカ系)外資では効いてきますので
ぜひ参考にしてみてください。
これが言えないと、チームや同僚へのエンゲージメントがローだって言われちゃいます。
(ルー語で失礼しました)
追伸:
この感謝の理由のレベルで、その人の社会的地位がわかったりします。
(もちろん全てではないですが、おおよその予測はつきます)
追追伸:
今日のジョイントセミナーではかなり凄い内容で話します。
私の人生を変えて下さった師匠の前で話しますので、
普段はオブラートに包んでいることも全部話そうと思います!
イチロー選手や石川遼さんのインタビューも、外国人選手に近い感覚で話されてるように、聞いていて感じます。失敗してお詫びされるより、プラスに捉えて自分を進化させている姿が気持ちがよいです!
中学生の時、アカデミー賞のスピーチを見ていて「感謝で最初から最後まで終わったな」と感じたこと、未だに忘れません。
一緒に仕事する人には感謝の言葉を欠かさないようにしていますが、発展的で詳細な言葉を伝えられているかと言うと少し自信がありません。
その辺りを意識して感謝の気持ちを忘れず過ごしていきたいと思います。